「あなたがいてくれてこその、楽しい我が家です」と思えるマンション

私たちは結婚後、14年になります。新婚当時に住んだアパートは2階建ての東側に位置していて、1階の一番端の部屋でした。
そのアパートには、ちょうど1年住みました。陽当たりが良い、南向きの部屋でした。
部屋の目の前に歩道橋があって、朝夕には小学校に通う子供たちの通学路として利用されていました。
主人と私は自分たちの部屋の前のアスファルトのところで縄跳びをして遊んだり、夏には花火をしたことがあります。
あの頃はアパートの住人さん同士の交流もあり、お隣さんや私たちの部屋のすぐ上の部屋に住んでいた人との交流も頻繁にありました。
部屋の前の歩道橋から打ち上げ花火を見たり、日の出を見たりしました。
そのアパートは1LDKの間取りだったので、次は2LDKのアパートに引っ越しをしました。
新しく引っ越したアパートも、前に住んでいたアパートと同じ地区だったので生活圏は同じでした。
一番最初に住んだアパートは築何十年という物件でしたが、今度のアパートは新築でした。
だから玄関の鍵を不動産屋さんから渡された時は、とっても嬉しかったです。
キッチンも新しくて、流し台の雰囲気も私好みの色でした。
このアパートも2階建ての1階で西側の一番端の部屋で、やはり南向きの部屋でした。
ベランダの下と玄関前には季節の花々をプランターに植え、アパートにいながらも季節の移り変わりを花や植物に教えてもらっていました。
このアパートのすぐ隣に、小さな公園があったので子供たちの声が元気に賑やかに聞こえていました。
このアパートには新婚さんが多く、赤ちゃんが産まれて家族が増えていく光景を感じていました。
私たち夫婦には子供に恵まれませんでしたが、同じアパートに住んでいる人のベランダに子供用の洋服が干してあったり、子供用の自転車や三輪車が増えていくのを見ているのは、やはり嬉しいものでした。
このアパートには10年間、住んでいました。このアパートに引っ越しをして来た間に、いろいろな出来事がありました。
私の妊娠が判明したのに流産をしてしまったこと、乳がんと診断されて化学療法の治療を頑張ったこと、主人と2人でアパートの一室を結婚相談所の面談室にして仕事をしたことなど、今となっては懐かしい良い思い出です。
辛いこともありましたが、このアパートは陽射しがたっぷり降り注ぎ、明るく、暖かい家でした。
今は少し事情があり、新婚時代と同じ間取りの1LDKのアパートで主人と一緒に暮らしています。
この部屋も1階の角部屋です。南向きの部屋で出窓もあり、明るいです。狭いながらも楽しい我が家です。
これからも主人と2人、明るく元気に前向きに、楽しく暮らしていきたいと思っています。